Ritsuko Ozeki "とあるところ"
921GALLERYにて尾関立子の二回目の展示を開催します。
彼女の作品は“時間の痕跡”をうつしたものといいます。
モチーフとなる対象は人物、建物、風景など様々ですが単なる具像(観測可能な実体)ではありません。
今回メインとなる作品は、何気ない日常にある空き地の草むら。そこにあったであろう人の営みや建造物。時間の経過と共に草むらが生い茂りのみこまれていく。そんな景色の中で、人はいったい何を感じるのだろう。
本展では空き地(vacant lot)シリーズ十二点を組み合わせた大きな作品を中心に、場所をテーマとした作品を展示発表いたします。
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「awai」
2020年 展覧会「間-awai」図録
サイン本
300部限定
2021年発行
310×280×12 mm
Published : Ritsuko Ozeki
Art direction & Design : Takahisa Suzuki (16 Design Institute)
Photography : Takahisa Suzuki
Printed : KITO PRINTING Co,.Ltd.
Published on : 20 April,2021
Limited edition of 300 copies
「間 あわい」
人と人 物と物 時間と時間
事物と事物をつなぐ”あいだ”や関係を意味する古語。二つの世界が重なり合うような曖昧な境界線をいう。内と外が溶けあうことで生まれる混沌の空間を意味し、茶室や能・縁側に代表されるような曖昧で幽玄な境界感覚の意味も成す。
ドローイングは無意識と意識の間を行き来する精神と身体の運動である。言葉がない空間を構築するドローイング作業によって、逆に様々な言葉も浮かびあがってくる。その時にしか生まれない線や形は日記でもあり、コンセプトなどを整理する大切な作業でもある。
私の制作はいつも暗闇を進む。何かを掴んだと思ったら空に散っていく時間を繰り返す。古くの旅人が星を頼りに道を進んだように、ほんの小さな光が指標となる。
(Awai 図録より)
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他にも尾関立子さんの大作品を姉妹店MÜTTEのONLINE SHOPにてご紹介しております。
https://shop.mutte.jp/categories/2276778